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潜入!!onちゃん!6チャン!!HTB vol.31
潜入!onちゃん!6チャン!!HTB

No.31挑戦的な深夜バラエティ 時間にゆとりのない人へ

公開:2026年10月19日
トム・ブラウンの2人と話す武内チーフディレクター
トム・ブラウンの2人と話す武内チーフディレクター

札幌出身のお笑いコンビ「トム・ブラウン」(布川ひろきさん、みちおさん)のテレビ初となる単独冠番組「トム・ブラウンのへんてこ試論」(全5回)が、毎週日曜日深夜0時10分(変更の場合あり)からHTBで放送中です。「忙しい日常の息抜きとして見てほしい」。そう話すチーフディレクターの武内一平さんに番組の狙いを聞きました。

――今や全国的な人気のトム・ブラウンさんですが、なぜこのタイミングで「テレビ初の単独冠番組」を立ち上げることになったのでしょうか?

 深夜で挑戦的な番組を作りたいと考える中で、王道バラエティとは少しずれたニッチな要素が強く、そうしたテイストに合致する芸人さんはトム・ブラウン一択でした。2人だけの世界観を掛け合わせることで、ぶれない完結したお笑いができると思いました。

 ――知的探求バラエティとのことですが、おふたりの狂気的な芸風とは一見対極にも思えます。この「へんてこ試論」というコンセプトはどのようにして生まれたのですか?

 キー局ではどうでもよすぎてボツにもなりそうな日常のささいなことでも、あえて深掘りする企画はローカル局としての良さが生きると思いました。試論というまだまとまっていないメモ段階のような企画を勢いでやってみるという強気な姿勢は、逆にトム・ブラウンにとっても自由にできるのではないかと考えました。一見狂気的な芸風ではありますが、そこにはしっかりとした独自の理屈が通っているトム・ブラウンだからこそ、多少へんてこな内容でもそこに意味を見出せるのではないかとも考えました。

 ――「普段、誰も気にしないようなささいな疑問」を検証するとのことですが、具体的にどのようなテーマや切り口が取り上げられるのでしょうか?

 グルメ番組があふれかえるこの時代に長年スルーされてきた未開拓ジャンルのグルメを取り上げたり、普段多少気になるけれど触れたら気まずくなるような個人の強いこだわりに突っ込んだり、ブラジャーをエロ目線でない視点から見つめてみたり。日常にあるものからそれほど離れていないテーマを題材にしたつもりです。

 ――他の知的バラエティや教養番組との決定的な違いは何ですか?

 決定的な違いは最後まで見ても、たぶん答えが出ていないことです。出ているようで出ていない、まさに試論的なゆるさでご了承ください、という感じです。現場では明確なゴールも見えないまま全力で突き進んでいます。

布川さん(左)とみちおさん(右)=番組から
布川さん(左)とみちおさん(右)=番組から

 ――今回の企画をおふたりに伝えたときのリアクションはいかがでしたか?

 「面白そうだね!」と言ってくれた企画もあれば、「は?何言ってんの?」と言われた企画もありました。ロケのスケジュールが過密だったので、いいコメントが撮れた瞬間すぐにカットをかけてしまい、そのあとの2人のコメントをずっと無視してしまっていたので、後で「おい!」と怒られました。

 ――ロケや収録現場で特に印象的だった出来事や、「ここは予想を超えて面白くなった!」と手応えを感じた瞬間はどこですか?

 トム・ブラウンはもちろんですが、ゲストで出演してくれた一般の方のキャラが良くて面白かったです。あと人の真面目な話を聞くときに、胡坐からちゃんと正座に座り直すみちおさんが好印象でした。

 ――「北海道ローカル発・TVer全国配信」という展開について、北海道の視聴者だけでなく全国のバラエティファンにどのように届けたいですか?

 コスパ・タイパ重視のこの世の中で、見終わった後にためになったという余韻はほとんど得られないと思います。時間のない方にはオススメできませんが、逆に時間にゆとりがない方にこそ忙しい日常の息抜きとして見てほしい気持ちもあります。

 ――普段あまり深夜バラエティを見ない読者やシニア層に向けて、「大人がクスッと笑えて唸るポイント」や、おすすめの楽しみ方を教えてください。

 中高年が主役の回もあり、アイドルグループのtimeleszとかSixTONESがちゃんと読めないというシニア層にも興味を持っていただける内容になっています。道民でも意外と知る人が少ない無人島に行く企画もありますので、北海道の方はより一層楽しんでいただけるはずです。

番組は無料動画配信サービス「TVer」でも配信中です。

番組ホームページ
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