銭湯、市場、商店街、食堂、菓子、デパート、まち雑誌……。私たちの暮らし、その土地で育まれた営みに関するあらゆる事柄を「まち文化」と呼び、記録し続ける人がいる。在野の研究家・塚田敏信さん(76)。活動を始めて40年余り、「皆さんの家庭にも〝お宝〟が眠っているかもしれません」と話す塚田さんに、「まち文化」の魅力を聞いた。
ボードゲーム(以下、ボドゲ)と聞くと、人生ゲームやオセロ、モノポリーなど子ども向けの盤上ゲームを連想するかもしれない。ところがどっこい、大人も夢中になる言葉遊びや謎解き、戦略ゲームなど、ボドゲの世界は今や百花繚乱。地方・個人発の作品も増えていて、北海道からも累計35万部の大ヒットシリーズや、海外から注目を集める新作ゲームが誕生している。作品誕生の舞台裏をのぞいてみた。
春を迎え、北海道もプロスポーツがシーズン真っ盛り。道内初のプロスポーツクラブとして1996年に誕生したのが、サッカーJ2の「北海道コンサドーレ札幌」だ(以下、「コンサドーレ」)。今年4月にクラブ創設30周年を迎えたコンサドーレの歩みを、草創期から見守ってきた人々の目を通して、地域に根差すプロスポーツクラブと市民のつながりを探ってみた。
まちの小さな本屋さんが消えていく中、新しい視点で本を届け、人と人を結ぶ空間が見直されている。SNS全盛期の時代だからこそ、直に手に触れる書籍の魅力を信じ、伝える人たちがいる。足を運んでみれば、きっとあなただけの心に刺さる「物語」が見つかるはず。
そのレストランは、土日・祝日のランチタイムのみ、不定期に営業する。派手な宣伝はしていないけれど、ほぼ予約で埋まり、いつも満席状態。こんな人気店が三笠にあることをご存じだろうか。北海道三笠高等学校の生徒が運営する「まごころきっちん」。開業10周年を迎えた、北海道でただ一つの〝高校生レストラン〟だ。
チョコレート――。その言葉から連想するのは、幼い頃から慣れ親しんだ大手菓子メーカーのチョコレート、あるいは有名ショコラティエが作る高級チョコかもしれない。いずれにしても私たちは、この褐色のほろ苦く甘いスイーツが大好きだ。
妹背牛町の温泉施設「妹背牛温泉ペペル」は、サウナブームに乗って施設をリニューアルし、熱波師の地域おこし協力隊を募集。深川市出身の米林弘樹さんが第1号隊員となり、町の魅力を発信している。米林さんは救急救命士を目指していたが、交通事故で断念。叔母の勧めで応募し、熱波師として活動している。 置戸町の温泉施設「ゆぅゆ」で熱波師として活躍する青木ゆめのさん。協力隊として熱波師となり、町の魅力を発信する活動に取り組んでいる。現在は民泊施設のオーナーとして、町の新たな魅力を発信する。
道南の厚沢部町は山深い町だ。函館から渡島半島を横切るように西に向かって車で約1時間。海はないが、日本海側の江差町はすぐそこの隣町。人口約3200人、過疎の町の小さなこども園に、全国から一時預かりの希望が絶えない。予約は1年以上先まで埋まっている。いったい何が起きているのか。
スタジオやセットを飛び出し、街のあちこちで撮影した映像は、物語にリアリティや深み、インパクトをもたらし、見る者をグイと引き付ける。とはいえ、撮影専用の場所ではないので、さまざまな制約や許可申請が必要だ。そうした時、ロケがスムーズに進むようサポートするのが、非営利公的機関・フィルムコミッション(以下FC)。スマホ一つでたくさんの映像コンテンツが視聴できる今、引きも切らない北海道ロケの舞台裏について、道内のFC関係者に聞いてみた。
ライ麦パンと言えば、酸っぱくてボソボソとした食感の黒いパンを思い出す人もいるだろう。だが、『北欧デンマークのライ麦パン ロブロの教科書』の著者であるくらもとさちこさんが紹介する「ロブロ」は違う。