このWebサイトの全ての機能を利用するためにはJavaScriptを有効にする必要があります。
>HOME  >よみもの一覧  >新 北海道の本棚  >「古代キリスト教研究論集」(2022/3/22)
新 北海道の本棚 vol.11
新 北海道の本棚
11

古代キリスト教研究論集

公開:2022年3月22日

古代キリスト教研究論集

新約聖書の常識に挑む、意欲的論考集

 札幌はキリスト教都だ。その歴史の中で、学問分野でも異彩を放つ研究者を輩出してきた。著者もそれに連なる古代キリスト教史家だ。新約聖書学では常識の「マルコ福音書最古説」に対して、「マタイを最古とするのがもっとも合理的だ」と言い切り、Q語録仮説をも否定する。論旨は明快で、ギリシア語が分からずとも読み進めることができるイカれた文章は、痛快でストンと腑に落ちる。初期キリスト教の実態解明が現代のキリスト教にも資する、という著者の確信に基づいた論考集だ。

著者  戸田聡
出版社 北海道大学出版会
発行 2021年3月25日
価格 7,700円(税込)
※このページの内容、執筆者の肩書きなどは執筆当時のものです
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください
先頭へ戻る