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どうして学習に朝日新聞がいいの? vol.3

紙の新聞 vs デジタルニュース、子どもの学力を伸ばすのはどっち?

公開:2026年6月5日
どうして学習に朝日新聞がいいの?

こんにちは。6月の北海道は、本州のようなジメジメとした梅雨がなく、一年の中で最も爽やかで過ごしやすい季節ですね。どこまでも広がる青空と、心地よい風に吹かれていると、お休みの日は家族でドライブにでも出かけたくなります。木々の緑もすっかり濃くなり、初夏の瑞々しさを感じる素晴らしい季節です。

さて、4月号、5月号と「これからの時代、子どもの学力を伸ばすにはニュースの力がどうしても必要!」というお話をしてきました。「よーし、それなら我が家でもニュースを取り入れてみようかな!」そう思ってくださった親御さんの前に、次に立ちはだかるのが「紙の新聞」と「デジタル(スマホやタブレット)」のどちらを選べばいいの?という実務的な疑問です。ひと昔前なら「新聞=紙」の一択でしたが、今はタブレットやスマホでサクサク読める朝日新聞のデジタル版も大人気です。

「紙の新聞は処分に困るし、広げる場所がないけれど、やっぱり紙の方が頭に入るの?」「デジタルは手軽で良さそうだけど、子どもにタブレットを渡したら、どうせYouTubeやゲームに脱線しちゃうんじゃ……」そんな風に悩んで、結局どちらも始められずにいるご家庭も多いのではないでしょうか。今回は、そんな親御さんのリアルな本音に寄り添いながら、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較!「子どもの学力を伸ばす」という視点から、我が家にぴったりの選び方をナビゲートします。

想像以上の実力!「紙の新聞」が持つ2つの魔法

まずは、昔ながらの「紙の新聞」です。「今の時代に紙なんて古いのでは?」と思われるかもしれませんが、実は子どもの脳を刺激する素晴らしい「魔法」が2つも隠されているのです。

① 興味のないことまで好きになる「一覧性」

紙の新聞の最大の強みは、ページを大きく広げたときに見える一覧性です。自分の読みたい記事だけでなく、その隣にある記事、下にある広告、4コマ漫画などが、嫌でもパッと目に入ってきます。前回のコラムで『スマホの動画は、自分の好きなものしか表示されなくなる(おすすめ機能の罠)』というお話をしましたが、紙の新聞はその真逆です。子どもがスポーツ面を読もうとページをめくった瞬間に、たまたま『宇宙ロケットの発射成功!』という大きな写真が目に飛び込んでくる。そこから『へえ、宇宙って面白そうだな』と、新しい興味の扉が開くのです。この『予定調和ではない、偶然の出会い』こそが、子どもの視野をぐんぐんと広げてくれます。

② 世のおおまかな重要度がひと目でわかる「レイアウト」

紙の新聞は、大事なニュースほど『大きな見出し』で『ページの右上』に配置される、という基本的なルールがあります。子どもは文字を細かく読まなくても、パッと紙面を見るだけで、『あ、今これが世界で一番大きな大事件なんだな』『こっちのニュースは少し小さいから、身近な話題なんだな』と、世の中の重要度を直感的に理解することができます。これは、すべてのニュースが同じ大きさの文字でスマホの画面に並ぶデジタルにはない、紙ならではの大きなメリットです。ほかにも、ハサミで切り抜いてノートに貼るスクラップ作業がしやすいのも、手の五感を使うため記憶に残りやすいと言われています。

圧倒的な便利さ!「デジタル版」が持つ3つの武器

一方で、スマホやタブレットで読む「朝日新聞のデジタル版」には、紙の新聞の弱点をすべてカバーするような、現代ならではの強力な「武器」が揃っています。

① 過去の記事まで芋づる式に出てくる「検索性」

デジタル版の何よりの強みは検索機能です。例えば、お子さんが『学校の宿題で、北海道の環境問題について調べなきゃいけない』となったとき、デジタル版の検索窓に『北海道 ヒグマ』とか『知床 自然保護』と打ち込めば、過去数年分におよぶ良質な記事が一瞬でずらりと並びます。図書館に行って古い新聞をひっくり返す必要はありません。信頼できるプロのレポートが、いつでも手元に手に入る。これは調べ学習や宿題の強力な味方になります。

② どこでも読める!「移動時間」が学びに変わる

広大な北海道ならではのメリットがこれです。習い事の送迎の待ち時間や、週末の長距離ドライブ、JRでの移動中など、『ちょっとした隙間時間』にスマホ一つでニュースが開けます。大きな紙の新聞を車内で広げるのは大変ですが、デジタルならスマート。ダラダラとスマホゲームをさせる代わりに、『今日のニュース、何か面白いのある?』と画面を一緒に覗き込むだけで、移動時間がそのまま『親子の学びの時間』に早変わりします。

③ 「動画」や「音声」で、活字嫌いの子でも挫折しない

『うちの子、とにかく長い文章を読むのが苦手で……』というご家庭にこそ、デジタル版はおすすめです。朝日新聞のデジタル版には、ニュースを音声で読み上げてくれる機能や、解説動画、分かりやすいインフォグラフィック(図解)が豊富に含まれています。まずは耳から、あるいは動画からニュースに触れることで、活字へのハードルをグッと下げることができるのです。

親の悩み「脱線問題」と「処分問題」の現実的な解決策

メリットは分かったけれど、やっぱり心配なのはそれぞれのデメリットですよね。これについても、上手な付き合い方があります。

・悩みA:デジタル版だと、子どもが他のアプリに脱線しそう

【解決策】お子さんに専用のタブレットを丸投げするのではなく、「リビングの共用タブレットで、親と一緒に見る」というルールにするのがおすすめです。また、朝日新聞には『紙面ビューアー』という、紙の新聞と全く同じレイアウトを画面上でペラペラとめくれる機能があります。これを使って、まずは親が面白い記事を拡大して見せてあげるのが良いでしょう。

・悩みB:紙の新聞は、溜まると処分が大変、場所を取る

【解決策】無理に何ヶ月も保管する必要はありません。今週分の新聞だけをリビングのラックに置いておき、新しいものが来たら古いものはサッと古紙回収へ。あるいは、子どもが気に入った記事(動物の写真、スポーツの結果など)だけを切り取って、それ以外はすぐに処分する、と割り切ってしまえば、家の中が散らかることはありません。

結論として、迷ったときはご家庭のライフスタイルに合わせて選ぶのが一番です。リビングで過ごす時間が多く、五感を使って学びたいなら「紙」。共働きで忙しく、移動時間や検索性を重視するなら「デジタル」。大切なのは、家庭の中に『世の中の動きに触れる環境を作る』ということそのものです。次回からは、いよいよ夏休みに向けた実践編をお届けします。

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