

食料品やガソリンなど、生活必需品の値段は上がる一方……。
夏は猛暑、冬は大雪。極端な天候で身体がしんどい……。
それでも休みの時ぐらい、ちょっと遠出でもして羽を伸ばしたい……。
こういった日々の暮らしの悩みに、お得で役に立つ「推し」情報を「プラス」しようと、イチオシ‼で昨年9月に始まったのが「オシプラ」です。ふだんのイチオシ!!では、ニュースは報道部、グルメ・散歩企画・天気コーナーは社会情報部が主体となって作っていますが、オシプラだけは例外。報道部と社会情報部がタッグを組んでいるのです。
動き出しは、月曜日の企画会議からーー。
報道部の記者1人、社会情報部のディレクター1人、報道部または社会情報部のデスク1人が集まります。オシプラの担当者は週替わりの交代制で、放送の週の月曜日に企画会議を開き、それぞれがアイデアを持ち寄ります。今、道民が暮らしで困っていることは? どうすればお得&お役立ち情報を紹介できるのか? ヒントや答えを知っている専門家は?
得意分野も活動範囲も異なるスタッフ同士、お互いに目からウロコの意見交換を重ね、テーマや狙いをクリアにしていきます。
記者とディレクターが協力してリサーチや取材交渉を進めます。物価高の現場、お得なキャンペーンをしている店、その道の専門家への聞き取りなどをしながら、情報を深掘り。最新の話題だけでなく、すでに知られていることでも、今、視聴者が暮らしの中で知りたいこと、役に立つこと、大切なことは、積極的に盛り込んでいきます。
記者とディレクターは別行動。記者は会社の外に出てロケ取材。専門家へのインタビューや、とっておきの商品が並ぶお店などへ、カメラクルーを連れて撮影を進めます。社会情報部のディレクターは社内で台本を執筆。企画会議やリサーチ内容をもとに構成を練ります。ロケ取材から戻ってきた記者と、新たに仕入れた情報、収録した映像を確認しながら、ひとつのコーナーとしての完成度を上げていきます。
これまではコーナーの土台となる情報や映像素材の収集に力を入れてきましたが、この日からは映像の仕上げ作業に本格着手します。記者はVTRの編集に、ディレクターはスタジオのプロジェクター画面に映し出す解説テロップの作成に専念します。ただ、それまでの作業が順調に進んでいれば、の話。取材が難航し、放送前日もロケなどに追われてあたふたしていることも……。

VTRやテロップが完成しても、番組が終わるまでは気を抜けません。他のコーナーと違って、午後4時台と午後6時台の2回、観点や角度を変えながらお届けするのも、オシプラの特徴です。
記者は副調整室(サブ)に入り、テロップを手動で出し、VTRが確実に送出されていることを確認。正確で見栄えのしっかりした放送にするため、ミスは許されません。ディレクターはスタジオに入り、番組の直前でも最中でも、出演者らから繰り出される質問に対応し、不測のトラブルにも備えます。

オシプラが始まって10カ月。放送は30回を超えました。オシプラ担当の社会情報部・古川匡チーフディレクターは、社会情報部と報道部の連携について「コーナー自体の完成度を上げるだけでなく、制作を通じて部署の異なるスタッフ間の交流の機会にもなり、オシプラ以外の現場で連携をとる土台作りになっています。道民のみなさんの暮らしに欠かせないコーナーとして、今後も見ていただけるよう日々奮闘してまいります」と話していました。

過去の放送の一部はYouTubeで配信しています。ぜひ、ご覧ください。