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社長のウンチク vol.2

ドキュメンタリー映画「満天の星」について

公開:2025年7月13日
社長のウンチク

 AFC会員の皆様!こんにちは㈱朝日サービス代表取締役社長の星野です。

 この夏はAFCの様々なイベントが行われています。まず6月10日のあさひ寄席、次いで6月27日の奇跡の歌声SINONカーペンターズトリビュートコンサート、本当に多くの会員の皆様にご応募いただきました(落選してしまった方ごめんなさい)そしていよいよAFCとしては久しぶりの映画試写会「満天の星」が8月12日に予定されています。

 実はこの映画の監督・主演をされている俳優の寿大聡さんとは浅からぬご縁があります。4年前にHTBさんと共に朗読劇「廃墟に乞う」をAFCで開催したことがありました。その時の主演が寿大さんです(共演はあの加藤雅也さん!)

 翌年にはHTB秋の大感謝祭で朗読劇「宝島」をHTBアナウンサーの福永裕梨さんらの共演で公演してもらいました。寿大さんはしがらみを嫌って大手事務所に所属せず、個人で活動されているのであまりお名前を知らないという方もいらっしゃると思いますがあの仲代達矢さんの「無名塾」出身で演技の実力は折り紙付き!お人柄も良くとても素敵な方なんです。

 そんな寿大さんが2年半の歳月をかけ、完成させたのがドキュメンタリー映画「満天の星」です。沖縄から本土への学童疎開船対馬丸がアメリカの潜水艦に撃沈され、700人以上が命を失う、という悲惨な事件ですが生存者に厳しいかん口令が敷かれ、これまであまり注目されてきませんでした。

 実は寿大さんのおじい様がこの対馬丸の乗組員で、数少ない生存者の一人だったそうです。おじい様の想いを後世にしっかりと伝える為、寿大さんはこの映画を作ることにしたのです。戦後80年となる今年にこの映画が全国上映されることはとても意味があると思います。北海道でも一人でも多くの方に見ていただきたいとこの度試写会を企画した次第です。

 北海道にとってもこの対馬丸事件は他人事ではありません。まず一つめ、舞台となった沖縄は国内で唯一住民を巻き込んだ地上戦が行われた場所ですが、戦死した方は沖縄を除けば北海道出身の方が一番多いんです。これは沖縄守備を命じられた第24師団に北海道からの召集兵が多かったからだそうです。

 二つめ、同じような疎開船の撃沈が樺太でもありました。いわゆる「三船遭難事件」です。終戦直後、樺太からの疎開船小笠原丸、第2号新興丸、泰東丸が相次いでソ連の潜水艦からの攻撃を受け2隻が留萌沖近辺で撃沈、1700人余が犠牲となりました。しかも攻撃があったのは終戦後の8月22日です。対馬丸といい、三船といい、なぜ武器も持たない民間人が一方的に殺されねばならなかったのか?そしてこれは過去の話ではなく、今もウクライナで、ガザで同じことが起きています。現在進行形で形を変えた対馬丸事件が日々起こっているのです。

 寿大さんはそれを確かめるためにウクライナの地まで足を運びます。そこで彼が見たもの、ウクライナの子ども達が話したことは本当に衝撃的です。映画は戦争が起こす悲劇を余すことなく伝えています。明るく楽しいエンターテインメントではありませんが私たちが目を背けてはいけないテーマなのではないでしょうか。試写会に当選された方は勿論のこと、それ以外の方々にもぜひ映画館に足を運んでいただき、平和の大切さというものをあらためて考える機会にしていただければ幸いです。

 AFCは今後も会員の皆様と共に朝日新聞紙面やプレミアムプレス、イベントを通じて様々な問題を考えていきたいと思います。

朝日サービス代表取締役社長 星野 修一
※このページの内容、執筆者の肩書きなどは執筆当時のものです
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