このWebサイトの全ての機能を利用するためにはJavaScriptを有効にする必要があります。
>HOME  >よみもの一覧  >特集関連よみもの  >「札幌生まれの昔イチゴ その名も「さとほろ」」(2020/2/17)
特集関連よみもの vol.18

札幌生まれの昔イチゴ その名も「さとほろ」

公開:2020年2月17日
特集関連よみもの
公開:2020年2月17日

札幌生まれの昔イチゴ その名も「さとほろ」

さとほろ
大粒のさとほろは芯まで赤く、美しいジャムになる。

 昭和の頃、札幌のイチゴは甘酸っぱくて柔らかかった。市内の果樹園は今もイチゴを栽培するが、果肉がしっかりした品種が主流。そんな中、わずか数軒が作る「さとほろ」という品種がある。札幌市が開発し、1988年に品種登録。病害に弱いけれど、芯まで赤くて香り高く、甘さと酸味のバランスがいい。定着しなかったのは、完熟前に採ると酸っぱくて硬いせいだ。しかし完熟すると柔らかくて傷みやすい。作り手の減ったさとほろを再発見したのが、ジェラート店「レ・ディ・ローマ」(札幌市南区)だ。オーナーの増谷尚紀さんは2006年にこのイチゴを知り、考えた。「完熟を冷凍すれば、おいしくて色の鮮やかなジェラートになる」。農家が植える苗を自ら探し、収穫を手伝いながら原料の量と品質を確保。今では「原料のさとほろがもっと欲しい」という商品に育てた。この方法は今も生産者たちを陰で支えていて、私たちも食べることで応援できる。さとほろは6月中旬頃、市内JA直売所などに並ぶほか、同店の期間限定ジェラートで食べられる。(文・深江園子)

けんたろう
同じく北海道生まれのイチゴ「けんたろう」

※このページの内容、執筆者の肩書きなどは執筆当時のものです
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください
先頭へ戻る