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初夏。昼間、外で過ごすにはとても気持ちのいい季節です。しかし紫外線には油断できません。
この時期、朝はまだ上着がないと寒いくらいでも、昼間は半袖でも過ごせるくらいに気温が上がることが珍しくありません。薄着になってスポーツで汗を流すのもこの時期ならではの楽しみ。しかし、5月後半ともなれば真夏と同じくらいの日差しが肌を直撃します。そもそもよく晴れた日の紫外線は、太陽高度が高ければ高いほど私たちの暮らす地上に強く降り注ぎます。つまり、季節でいったら6月の夏至(今年は21日)の頃が一年の中でいちばん強く、5月後半の紫外線の強さは、子供たちの夏休みが始まる頃の7月後半と同じ位なのです。
一日の中で紫外線の強さを比べると、北海道では、一般に気温がいちばん高くなる午後2時頃と、まだ朝の涼しさが残っている午前9時は、同じ位なのです。というのも、北海道において、太陽が最も高くなるのは、正午ではなくて、それよりも30分ほど早い午前11時半頃。なぜなら、日本の時刻の基準が兵庫県明石市にあるため、明石で正午を迎えるとき(日本全体で正午の時報が鳴るとき)には、北海道からみて、太陽は真南の最高点を通り過ぎて、高度が低くなり始めている時間帯なのです。
ランチのあと、買い物に出かけるときに、日傘をさすなど紫外線対策をする人は多いと思いますが、朝9時ころに外で洗濯物を干すときにも、同じくらいの対策が必要になるというわけです。
午前中の涼しい時間帯は、畑仕事やガーデニングなど外の作業をしたり、散歩やひなたぼっこなどでリラックスしたりするには、とても心地いい時間帯です。しかし、北海道においては、紫外線の強い時間帯が、午前中に少し偏っています。午前9時から午後2時までが特に気をつけなければならない時間と覚えておくといいと思います。
気象予報士 清水秀一 テレビで、近畿(大阪発)、全国&地球(東京・千葉発)の天気予報を担当したあと、HTBの朝の情報番組(イチモニ!など)で18年間「お絵描き天気」を中心に気象情報を伝え2024年秋にテレビから引退。新潟県出身、北海道生活25年。