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第16回は、「イチオシ‼クラシック プレゼンツ ドス・デル・フィドル(石田泰尚・﨑谷直人)×札幌交響楽団」イベント開催直前ということで、クラシック音楽の楽しみ方を依田英将アナウンサーに聞いてきた。
HTB社内でも特にクラシック音楽を愛してやまない人物といえば、依田アナだとお聞きしました。依田アナがクラシック音楽に興味を持ったきっかけの話から、実際にどんな楽器を習い、演奏してきたかなどを語って頂けると嬉しいです。
幼稚園の時、住宅展示場にヴァイオリンが飾ってあるのを見て「やりたい」と言って聞かなかったそうです。母親が隣町の先生を探し当て、小1からヴァイオリンを始めました。高校までは、週1回のレッスンの間1度も自宅で練習をしないダメな子でしたが、高校でオーケストラに出会い、そこから一気にクラシック音楽にのめり込みました。大学に進学してからは、NHK交響楽団の先生に師事し、早稲田大学交響楽団に所属、東京サントリーホールでも演奏経験があります。今でも会社のイベントなどで細々と続けていますが、最大の難点があります。
なんでしょうか?
楽譜が読めません。楽譜が読めないのに勘だけで続け、「ヴァイオリン歴32年、コンチェルトは弾けませんが、踏切音を鉄道4社弾き分けられます」と高らかに宣言している依田です。

楽譜が読めないというのは、ビートルズのポール・マッカートニーのようなエピソードですね(笑)話を変えて北海道の大晦日といえば、HTBのジルベスターコンサートが思い浮かびますが、過去13回にわたりイベントの司会を担当されているようですね。
HTBジルベスターコンサートは1997年から27回の歴史を紡いでいます。オーケストラと多彩なゲストとともに、その年を振り返り、良いことは余韻に浸り、悪いことは心の中でひたすらに懺悔し、来年の思いを新たにするそれはそれは素敵な時間です。
これまでにも豪華なアーティストが数多く出演されていますね。
Kitara大ホールの天井まで震えた寺久保エレナさんの演奏、Ms.OOJAさんの圧巻の歌声とオーケストラが見事に溶け合った瞬間、大黒摩季さんの熱が降り注いだ回など、名演がたくさんありました。ジルベスターコンサートは全国的にも数えるほどしかありませんが、札幌の重要な音楽シーンのひとつとなっていることに誇りを感じるとともに、芸術を大事にするHTBはこれからも変わりません。
北海道のクラシック音楽といえば、札幌交響楽団ですが、依田アナから魅力を語って頂けますか?
札幌に来てから17年、年に最低でも5回は札響を聞いています。札響は「北国の風薫るオーケストラ」だと思います。さわやかでカラッとした音色、北国らしい凛とした和音が特徴です。ポップスから重厚な交響曲まで変幻自在。札幌文化芸術劇場hitaruができてからは、毎年様々なオペラを経験して、音色はより深く、彩り豊かになったように感じます。今年首席指揮者に就任したエリアス・グランディさんとは相思相愛ぶりが際立ち、期待は膨らむばかりです。

7月に出演するドス・デル・フィドルについて、どんな魅力があるのか解説をお願いします。
まずは何と言っても石田さんの見た目と音の「ギャップ」でしょうか(笑)ふくよかでひたすらに甘美な音色に陶酔すること間違いなし。時にオーケストラを引っ張り、時にオーケストラを引き立て、変幻自在の技術にご注目下さい。
編曲とピアノの直江香世子さんは、長年HTBのジルベスターコンサートを担当されているそうですね。
編曲者とは、編成に合わせて曲を足し算したり時に引き算したりと再構築する翻訳家のような役割です。
直江さんは「今回はソロ・ヴァイオリンが2人のため、表現の幅がぐっと広がります。ソロとアンサンブルの境界が溶けていくような、不思議な化学反応をたくさんちりばめています。ぜひ楽しみにしていてください」と話していました。
最後に読者にメッセージをお願いします。
うだるような暑さにへきえきとしている7月下旬、音の清涼剤を全身で浴びてみませんか?みなさんよくご存じな曲のクラシックアレンジは、きっととても新鮮で、刺激的なはずです。ぜひ足をお運びください!
