このWebサイトの全ての機能を利用するためにはJavaScriptを有効にする必要があります。
>HOME  >よみもの一覧  >潜入!!onちゃん!6チャン!!HTB  >「いつなん時どんなときでも災害時におけるテレビ局の役割を考える」(2025/8/18)
潜入!!onちゃん!6チャン!!HTB vol.17
潜入!onちゃん!6チャン!!HTB

No.17いつなん時どんなときでも災害時におけるテレビ局の役割を考える

公開:2025年8月18日

放送・ITシステム部は、普段どんなお仕事をされているのでしょうか?

社内ITインフラの整備・運用・保守・改善を行う部署です。大きなものからですと、マスターコントロール室の管理があります。ここでは、放送の最終管理を行う重要な仕事を行っています。365日24時間体制で放送を正確に、予定通り事故なく送り出しています。

まさにテレビ局の心臓部ですね。いつも2人体制で行っているのですか?

必ず2人体制です。1人は災害時に緊急地震速報などのテロップを差し込んだり、大規模であれば、マスターカットと言って、通常番組を中断して特別番組を割り込み放送する操作を行っています。もう1人は、東京のテレビ朝日や社内各部署との連絡役として配置されています。

テレビが安定して放送される理由がわかったような気がします。他にはどんな業務があるのでしょうか?

テレビ局員全員のパソコン、社内ネットワークの管理なども担当です。さらには、番組などで使われるスタジオの一部運用管理、リモコンのdボタンでお馴染みのデータ放送の運用まで多岐にわたります。

本当に守備範囲が広い部署だということがわかりました。データ放送関連から言うと、2023年に発表された「テレビを利用した自治体情報配信システム」は話題になりましたね。

ジャパンケーブルキャストさんから共同開発のお話をもらったことから始まりました。HTBでは長年、データ放送やハイブリッドキャストの開発にチカラを入れていたこともあり、実現にまで至りました。

具体的にどのようなシステムなのでしょうか?

むかわ町と蘭越町の住民のみなさんは、自宅のテレビでHTBを選局し、データ放送画面のお知らせメニューを選択することで、自治体からのお知らせを見ることが可能になります。テレビ放送とインターネットを連携させた新しいデータ放送サービスであるハイブリッドキャスト対応のテレビでは、町内のハザードマップや定点カメラなどの豊富な防災情報に加えて、地区ごとのごみ出しカレンダー、15地点のピンポイント天気、バスの時刻表、医療機関のお知らせなど、地域生活に必要不可欠な情報が受信できます。

むかわ町と蘭越町では、先駆けてサービスが開始されていますが、何かきっかけがあったのでしょうか?

2018年9月の胆振東部地震が大きな要因になりますが、むかわ町はもともと災害対策意識の高い自治体ということもありました。また地方都市のほうがテレビが身近にあり、車を所有されている方の割合も多く、停電になってもエンジンをかければ放送を視聴することができるという面でもマッチしたのだと思います。
その実績から蘭越町とも関係が築けました。

自らの体験談ですが、胆振東部地震の時は停電区域にいて、車からのテレビ情報に助けられました。不安が広がるなか、アナウンサーさんからの言葉に勇気を貰えたことを覚えています。

北海道の放送局として1つでも多くの地域に、テレビを通じた情報をお届けできるよう、これからも励んでいきたいと思います。

地域密着のテレビ局が身近であるのは、幸せなことです。最後に読者にメッセージをお願いします。

これからも皆様に安定した放送を届けられるように管理・点検を欠かさず準備をしてまいります。今後ともHTBをよろしくお願いします。

むかわ町ハイブリッドキャストのトップ画面がコチラ。専用のテレビとインターネット回線が必要になるが、コンテンツは充実。
むかわ町ハイブリッドキャストのトップ画面がコチラ。専用のテレビとインターネット回線が必要になるが、コンテンツは充実。
2023年3月むかわ町とHTBによるサービス開始記念セレモニーの様子。続いて2025年3月に蘭越町との連携が発表された。
2023年3月むかわ町とHTBによるサービス開始記念セレモニーの様子。続いて2025年3月に蘭越町との連携が発表された。
今回、放送・ITシステム部の仕事について語ってくれた伏屋昌幸さん。放送の新たなビジネスモデルの開発に向けて勤しむ。
今回、放送・ITシステム部の仕事について語ってくれた伏屋昌幸さん。放送の新たなビジネスモデルの開発に向けて勤しむ。
写真はマスターコントロール室の様子。放送画面に映像の乱れや音声異常がないかを常に監視している。
写真はマスターコントロール室の様子。放送画面に映像の乱れや音声異常がないかを常に監視している。
※このページの内容、執筆者の肩書きなどは執筆当時のものです
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください
先頭へ戻る