
最近は、物の価格が日増しに高騰し家計を圧迫する情勢となっています。それに伴い年金額は徐々に少なくなり、さらに介護保険料が所得に応じて2割・3割負担と上がっています。十分な年金を頂いている方でも介護保険料の負担が多く実際の生活費として計算すると驚く程目減りしてしまいます。例えば、現在、年金収入360万円の方の場合、介護保険の負担割合は3割負担となり、要介護1で50,295円となります。
以前、お子さんが住宅を探され、ようやく決めた住宅の契約の際に、親御さんの介護保険負担割合が3割負担だったためにその住宅を諦めざるを得ない事態になってしまい肩を落としてご相談に来られるケースもございました。
介護サービスを利用しようとお考えの方は、事前に緑色の「介護保険負担割合証」をご確認いただきご自身の負担割合が何割か知っておくことも大切です。
最近では、高齢者住宅でも食事代等料金を見直さなければならない事態となっています。料金の確認は必須要件となりますので、しっかりと確認を致しましょう。
今年の積雪量が心配。また雪で閉じ込められる? もうひと冬頑張ってみようか。どうしたら良いのでしょうか、というお声が多く聞かれます。特に戸建住宅にお住まいの方にとっては雪の処理が頭を悩ませます。実際に一週間自宅から出ることが出来なかったというご相談者もいらっしゃいました。この際、自宅を売却して高齢者住宅での生活資金にしようとお考えになる方も少なくはないのでしょうか。ご自宅を売却しても一部の障害年金を除いて年金が減額されることはないようですが、健康保険や介護保険、所得税や住民税の金額が一時的に変わるケースも耳にします。事前に調べておかれると慌てることなく売却できることでしょう。
介護保険料が3割負担となり家計を圧迫してしまうという時には、介護保険でも、健康保険の高額療養費制度と同じように高額介護サービス費の制度があります。1か月に支払った負担額が一定額を超えた時には、申請によりその超えた金額が払い戻しとなる場合もあります。
本格的な冬を前にご自身のお金のことを考えてみるのはいかがでしょうか?
一般社団法人シニアライフサポート協会
NPO法人札幌高齢者住まいのサポートセンター
代表理事 風間 理可