


道内各地のASA所長にお話をうかがってきた「あささんぽみち」も、3年目に突入した。これからは2度目のエリアにも話題や季節を変えて、訪問していく。
最初にうかがったのは、ASA北大前幌北の大栗彰彦所長。前回は祖父の代から引き継がれてきた販売店の歴史をうかがった。今回は大栗所長と奥様に、ASA北大前幌北周辺のおすすめの飲食店や場所を教えていただくことに。大栗夫妻は北区出身で、この地域への思い入れも人一倍感じられる。販売店は市営地下鉄北24条駅からほど近く、「北のすすきの」と呼ばれてきた賑わいがある。私も学生時代、友人たちと美味しい食事とお酒を楽しんだことを思い出す。「チェーン店も幾度となく進出してきたけど、結局個人店の魅力には勝てないのか撤退してしまうんだよ」と大栗さん。
駅近くの「KUSHIAGE&BAR ALIVIO」は開店当初から大栗夫妻が通う、串揚げとお酒を楽しめるお店だ。今回はマスターからイチオシの品をいただいた。看板メニューである串揚げは、衣がサクサクで、しっかり味付けされた具材の味が口の中に広がる。中でも「りんごのクリームチーズ生ハム巻き」は、マスター考案のとっておきの一品だ。
りんごの優しい甘味と生ハムの塩気にとろとろのクリームチーズが絡むことで、衣も引き立つ。塩コショウを振って食べるのがマスターのおすすめ。奥様のイチオシは、ブロッコリーの串揚げだという。次回はぜひ味わってみたい。

そしてお店の横には「にゃんこ通り」と呼ばれる、猫の通り道がある。ここは知る人ぞ知る中道で、猫が歩きやすいように緑の芝生も敷かれていた。
初めて一人暮らしをする学生も多い地域で、「何かあったらいつでも言ってね」と声を掛けるという奥様は、ここに住んでいる間の頼れる存在でありたいという思いやりで溢れている。卒業や就職でこの地を離れてしまっても、将来にわたって新聞を手にしてくれるであろう読者を大切に、地域を見守るASA北大前幌北を感じた。
(文・写真/新開なつみ)
ASA北大前幌北 所長 大栗彰彦
〒001-0025 札幌市北区北25条西4丁目1-28