
ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ。日本を代表する3人の研究者が、この3種について世界的な視点から、進化から分布・生理・行動などの生態、そして長い年月にわたってたどってきたヒトとの関係の歴史と現状までを最新の研究成果から解説し、保全と共存のための課題を詳述し提言を行うのが本書である。共通してうかがえるのは、この3種のクマが人間の生活様式、産業構造や土地利用の変化により大きな影響を受け続けてきたこと。書名は3人がたどった足跡であり、共存関係を再構築するための祈りにも似た願いを込めたように思う。
著者 坪田敏男、佐藤喜和、山﨑晃司
出版 東京大学出版会
発行日 2026年1月15日
出版社ウェブサイト:https://www.utp.or.jp/book/b10153503.html