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学部生としてシマフクロウの人工給餌地で生態調査をはじめ、保護増殖、生息地の環境復元、更には繁殖が途絶えた道北地域での拠点づくりなどで中心的役割を果たしてきた著者の、32年にわたる活動の記録である。謎に包まれていたこの絶滅危惧種の生活史や家族史が詳細に描かれるだけでなく、著者の情熱が周囲や状況を変化させていく姿は本当に感動的だ。人と野生鳥獣とが適切な距離を保つことの重要性を、この本を通じて考えていただければと、切に願う。
著者 早矢仕有子 出版社 北海学園大学出版会 発行 2022年3月31日 価格 1100円(税込)