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佐古純一郎をはじめ三浦文学の研究者は数多い。そして現在に至るまで彼女の作品を読み解く作業が、世代や国境すら超え続けられている。その「秘密」はなんだろうか?本書「三浦綾子論」は作家論でなく作品論だ。森下辰衛の巻頭言のとおり「物語を人間に寄り添って読む」ことに徹底した作品論である。作者が人物をどう設定し動かし語らせたかでなく、それぞれの行動や言葉を実在する人物のものとして解釈していく。著者の読み方を通して、三浦文学の秘密の一端に触れられるだろう。
著者 小田島本有 出版社 柏艪舎 発行 2022年4月20日 価格 1980円(税込)