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新 北海道の本棚 vol.76
新 北海道の本棚
76

アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき

公開:2024年12月16日

アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき

自らの問題として、ぜひ読んで欲しい一冊

哲学者の村上が5人のアイヌへのインタビューを丁寧に分析し、語られる言葉の意味や背景、その変化を明らかにしていく。文化人類学の石原はアイヌなど先住民や女性などマイノリティに対する差別の構造や問題点を自らの経験や研究により明らかにする。こうして研ぎ澄まされ重層的に紡がれた言葉が、私たちが思考の外に置こうとしてきた事柄を次々に明るみに出す。入植者植民地主義、マジョリティ、傍観者、透明、レイシスト…ほとんどの日本人(和人)は無関係と思っている事実。それらの状況を作り出す・出したのは私でもあるのだ。

著者 石原真衣 村上靖彦
出版 岩波書店
発行 2024年6月13日
価格 2970円(税込)
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