朝日IDをお持ちの方はこちらから
AFCのログインIDをお持ちの方(2024年7月31日までにAFCに入会された方)はこちらから
新規入会はこちらから

ヒグマが活発に動き回るこの季節、今年も大量出没や人身被害が繰り返されないことを祈りつつ本書を手にした。この大型食肉類の生物学的生態学的特徴、クマ類の進化系統、自然生態系における位置と役割で2章を終え、北半球に広く分布する各遺伝系統の分散と人類との出会いに進み、狩猟とクマ送り儀礼、ヒグマの夢の意味の考察を経て人の文化形成に与えた影響を探求する「ヒグマ文化論」で終章を迎える。両者は長く相互に影響を及ぼし合ってきた。こうした事実を学び、これからの関係性を考えてみるのに格好の一冊だ。
著者 増田隆一
出版 岩波書店
発行日 2025年3月19日
価格 920円(税別)
出版社ウェブサイトはこちら