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北海道・樺太・千島という土地に、現在も深い爪痕を残す植民地主義の歴史。そのひとつの象徴ともいえるのが、アイヌの住む土地を奪いそこに基を定めた北海道大学だ。本書は、北大の地図を脱植民地化の視点で描き直すことを目的に、土地の歴史や人々の営みを、アイヌ遺骨問題、縄文集落、伊福部昭、科学者の戦争協力などさまざまな側面から検証する。版元の寿郎社は地域に根差したジャーナリスティックな出版活動を続ける。今年度の出版梓会新聞社学芸文化賞の受賞でその真価が全国区で証明された。本書もその系譜にある良書である。
編者 北大ACMプロジェクト 出版 寿郎社 発行 2024年6月20日 価格 1760円(税込)