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建築物は街の表情や雰囲気を左右する。札幌に生まれ育った著者が、豊平館や時計台、北大の木造建造物群、赤レンガ庁舎、旧札幌控訴院など各時代を代表する建築物を取り上げ、様式や意匠、素材、携わった人々などさまざまな角度から街と建築の歴史を辿り、その魅力に迫る上質な学術エッセイ。著者の急逝で、その高弟で民俗建築学の第一人者の角幸博北大名誉教授らが不足を補い完成させた。良書には背後に隠れた物語があるものだ。ちなみに今年度の梓会出版文化賞はこの版元である亜璃西社に贈られる。良質な書物を発行し続けた証である。
著者 越野武 出版 亜璃西社 発行 2024年11月22日 価格 3300円(税込)