
大国による国際法無視の戦乱が続いている。世界に誇るべき平和憲法を持つ日本こそこの時代に物を言い、平和の架け橋となるべき外交努力を行ってほしいと思うのは、筆者だけであろうか。日本の為政者が物言うに足る歴史認識や世界認識を持ち合わせているか?国民は為政者を考えに考え抜いて選んでいるか?著者がいつも問いかける「考える」こと。その土台となる世界認識を持つため、日本を取り巻く世界を鎖国時代唯一の窓だったオランダを軸に、グローバルヒストリーとして描く稀有な歴史書だ。読み、自ら立つ位置を考えよう。
著者 寺島実郎
出版 岩波書店
発行日 2025年9月5日
価格 2,700円(税別)
出版社のページ:https://www.iwanami.co.jp/book/b10144343.html