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地域を知る一冊 vol.15

空想教室

植松 努(サンクチュアリ出版)
登場する地域:赤平市

公開:2019年7月17日
地域を知る一冊
公開:2019年7月17日

 植松電気のホームページを拝見すると「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら?」に、人の可能性を奪わない社会を目指します、とある。私たちの身の回りに「どうせ無理」「やっても無駄」という諦めの言葉があふれている。十数年前に運良く植松社長の講演を生徒と聴く機会を得た。その中の言葉に「本屋へ行きなさい。」「夢はたくさんの人にしゃべりなさい。」というものがあった。難しい本じゃなくてもいい。どんな本でもいいからできるだけ多く読んでほしいと。また、夢をたくさんの人に語ることによって自分を支えてくれる人に出会う可能性が拡がると。「今までどうだったかではなく、これから何を学ぶかだ」「無理は言わない」との強い言葉に何人もの生徒が共感し、目を輝かせていたことを思い出す。

 空想教室の中でも珠玉の言葉があふれている。本当の仲間とは、お互いに違う。漫画『ワンピース』を例に出し、仲間って全然違うから面白い学びになる。「違う」人たちと手を組めば、どんどん強くなれる。1つ1つの言葉に勇気をもらう。

 北海道の真ん中へんにある赤平という町の小さな工場で、ロケットを作っている作者の言葉には自らが思い挑戦していくことと、「まだできないこと」を始めてみる大切さがひしひしと伝わってくる。

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